家づくり論

愛猫が天国へ旅立ちました

私が猫をかわいがっていることは、このブログの中で何回か記事にしましたね
家を新築するにあたり、この猫とどうやって共存していくか悩みでもあり、楽しみでもありました
家の解体時には、こんな事件もありました

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猫の名前は「ちゃろ」と言います

この「ちゃろ」が6月29日 10時30分息を引き取り、天国へ旅立ってしまいました
11歳の生涯でした

まだ、気持ちの整理がついていませんが、「ちゃろ」との生活を振り返ってみようと思います

出会い

「ちゃろ」は、隣の家で飼っていた猫「クロ」の長男です

隣の家では、「クロ」の他にも猫を飼っており、これ以上飼うことができないということから、長男の引き取り先を探していました

我が家にも相談が来たのですが、ペットを飼うと必ず来るであろう別れが嫌なので、お断りをしていました
しかし、我が家の娘がどうしても飼いたいと言うことから、しぶしぶOKを出したのが「ちゃろ」との出会いです

「ちゃろ」は白い体に茶色の丸い模様がある猫です
はじめ子供たちは、この猫の名前は「ちゃいろ」にすると言っていました
しかし、どうも「ちゃいろ」は言いにくいらしく、これがなまって「ちゃろ」となりました

しばらくして、去勢したのですが、オス猫は去勢すると人懐っこくなり、とてもかわいい、と獣医さんに言われたのですが、その通りとても人懐っこいかわいい猫になりました
成長と共に、茶色の丸い模様は黒色へ変化し、名前の由来である茶色模様はどこかへ消えてしまいました

家猫への挑戦

元々「クロ」は外で飼われていたため、「ちゃろ」も外で飼っていました
「クロ」は完全に外での飼育だったのですが、冬になると信州の寒さは厳しいので、「ちゃろ」は基本は家の中で、外へ出たい時には外へ出る、という生活をしていました

外に出ると、他の猫と喧嘩してケガをして帰ってきたりするので、猫の健康を考え、外へは一切出さない家猫にすることにしました

問題は、トイレのしつけです
とても心配したのですが、「ちゃろ」は設置したトイレを失敗無く使用し、トイレのしつけはとてもうまくいきました
猫によっては、トイレの使用がうまくできず、家の中では飼えない場合もあると獣医さんに聞いたことがあります
「ちゃろ」は、ほんとうに良い子でした

新居での生活

新築の家で、無事に猫を飼うことができるのか心配し、研究もしました

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壁やドアで爪とぎをされ、一部壁が削られてしまったところもあります

小さな問題はいくつかありましたが、「ちゃろ」も新居に慣れ、1年が過ぎようとしていました

突然の別れ

6月28日の朝、「ちゃろ」の元気がないため、動物病院へ連れて行きました

ここ2週間ほど、食事の量が減り、昨晩は全くえさを食べなかったためです

動物病院へ連れて行ったところ、脱水症状があるので、その治療をしながら原因をつかみたい、ということから7月1日まで入院することになりました
脱水症状の治療は、今まで3回経験しており、今回も大事はないだろうと思っていました

6月29日朝、病院から電話があり、容態が良くないので、面会に来てほしい、と連絡がありました
私が病院へ駆けつけると、「ちゃろ」は集中治療室にいました
肺に水が溜まっているので、呼吸をしやすいよう酸素濃度の高い部屋で、肺の中の水を抜く治療をしていたのです

見ていられないくらい苦しそうで、横たわったままです
お医者さんからは、これほど急に容態が悪化すると言うことは、心臓に疾患があるかもしれない、と言われました

1時間ほどすると、立ち上がり歩くようになりました
私がちゃろ!と呼ぶと、ニャーと応えてくれます
小窓から「ちゃろ」の頭をなぜると、うれしそうにニャーと言います

これで大丈夫だと思ったのですが、突然、「ちゃろ」が嘔吐しました
先生を呼ぶと、すぐに処置が始まりました

看護婦さんが叫びます「心肺停止です」

私は茫然とし、立ちすくみました

先生や看護婦さんは心臓マッサージをしながら、蘇生処置を続けてくださいました

15分間心臓マッサージを続けてくれたのですが、「ちゃろ」は戻ってきませんでした

なんともあっけなく、「ちゃろ」は天国へ旅立ってしまいました

ちゃろがいない日常

6月29日、「ちゃろ」を家に連れて帰り、その晩は和室で寝ました
家族みんなで泣きながら眠れぬ夜を明かしました
6月30日朝、家族で葬儀を行い、「ちゃろ」とお別れをしました

6月30日夕方、仕事から帰ってきても「ちゃろ」が出迎えてくれません
いつもは、私が帰宅すると玄関まで迎えてくれ、その足で「ちゃろ」の夕飯をあげていたのですが、その「ちゃろ」がいません、ちゃろ!と呼んでも応えてくれません
なんとも淋しく、涙があふれました

「ちゃろ」は、この5月で11歳になり、高齢に入りますが、きっとあと10年近くは生きてくれると思っていました
それが、あまりにも突然のできごとで、ただ泣くばかりです

もうペットを飼うことはないと思います
10年もいっしょに暮した「ちゃろ」がいない日常ってどうなんだろう、と漠然と思いながら、涙を拭いています

ただ今は「ちゃろ」の冥福を祈るばかりです

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