新築時に室内物干しを設ける方は多いと思いますが、場所やどんな商品をつけるのか悩む方は多いと思います
私が実際に付けた場所と商品を紹介しますので、参考にしてください
室内物干しの必要性
何と言っても家事が楽になります
洗濯機のすぐそばに物干しがあれば、洗濯機から直接物干しへ作業ができるので、洗濯物をもって移動することが無くなります
洗濯物って結構重いんですよね
最近は洗剤が進化しているため、室内干しをしても、嫌なにおいが付くことはありません
安心して室内干しができます
また、室内で洗濯物を乾燥すると、冬場の乾燥除け(加湿)ができます
高気密・高断熱住宅で暖かい冬を過ごしていると、天敵は乾燥です
過ごしやすい湿度は、一般的に50%と言われ、かなり加湿しないといけません
加湿器に頼ることになりますが、その補助として洗濯物の乾燥が使えます
洗濯物を干す作業は毎日行う作業ですので、有効に使いたいですよね
我が家の物干し
我が家では、3か所の物干しスペースを設けました
- 脱衣所の洗濯機の上
- 勝手口の前の広いスペース
- リビング外の軒天
脱衣所の洗濯機の上
我が家の洗濯機は、脱衣所に設置してあります
この洗濯機からすぐに作業できるよう、物干しを設置しました
取り付けたのは「Nasta AirHoop 天井取り付けタイプ」です
この商品は、不要な時に取り外しができ、物干し竿も伸縮タイプですので、使い勝手が非常に良いです
同じタイプとして「川口技研 ホスクリーン」が有名ですが、「Nasta AirHoop」の方がデザインがおしゃれなので、これにしました
また、高さも3種類に調整可能な優れものです
前述の通り取り外しができるのですが、今のところ外したことが無く、固定でもよかったかもしれません
また、このタイプを取り付ける場合には、大工さんへ天井の補強を忘れずにお願いしてください
なお、竿は別売なので注意してください
勝手口の前の広いスペース
我が家では、勝手口前に猫のトイレ等設置するために、広いスペースがあります
その壁に室内物干し「PANASONIC ホシ姫サマCWFBE14CM」を取りけました
使用しないときは、写真用に物干しには見えませんが、横にある紐を引っ張ると、物干し竿がニューと出てきます
この竿も伸縮タイプなので、結構な量の洗濯物を干す頃ができます
干すことができる洗濯物は8Kgですので、それに応じて壁の補強をしてもらってください
お値段は、アマゾンで1万円くらいでお手頃ですが、竿にハンガーで引っ掛けできてしまう傷がちょっと気になります
まあ、樹脂コートなので傷は仕方ないですね
リビング外の軒天
室内ではありませんが、リビング外の位置に物干しスペースを作りました
リビング外のウッドデッキの上に軒が出ているのですが、その軒天にある梁に「川口技研 軒天用ホスクリーンスポットタイプ」を付けました
ホスクリーンは室内用でも有名ですが、軒天用は室外で使用することを意識し、ステンレスでできています
なお、脱衣所に付けた「Nasta」には、屋外用の商品が見つかりませんでした
この位置に洗濯物を干すと、生活感が出過ぎるため、使いにくいなと思ったのですが、現実はよく使っています
天気の良い日は、お日様の力で洗濯物を乾燥したい時もあります
良かった点と反省点
良かった点は、物干しスペースを3か所設けたことです
そんなに使わないかな、と思ったのですが、使わないときは仕方ない、と言う感覚で室内2か所、室外1か所設けました
結果的には、3か所ともよく使い、無駄になっていません
ケチらず良かったと思っています
また、洗濯物を室内へよく干すためか、加湿器をフル稼働しなくても、「乾燥しているな」と感じることがありません
湿度は50%を切っていますが、今以上湿度を上げると結露の発生が怖いので、今の状態を維持しています
いくら高気密・高断熱住宅でも湿度を上げ過ぎると結露が発生するため、湿度を50%以上にもっていけないためです
最適な湿度については、もうしばらく様子を見ながら追求していこうと思っています
反省点を強いてあげるなら、脱衣所の物干しを「天井収納タイプのホシ姫サマ」にしたかったことです
我が家の脱衣所は、そんなに広くないため、洗濯物を干すと圧迫感が出ます
これが「天井収納タイプのホシ姫サマ」なら、洗濯物を高い位置に持っていけるため、邪魔にならなかったはずです
「天井収納タイプのホシ姫サマ」を設置するには、天井を付ける前に設置しなければならず、あとからではどうにもなりませんでした
もし、「天井収納タイプのホシ姫サマ」を設置したいと思う方は、設計時に図面へ反映することをオススメします
ただし、「天井収納タイプのホシ姫サマ」の稼働を電動にすると、機械をなるべく使わないというパッシブハウスの理念にずれが生じることになります
機械はいずれ壊れますから、メンテナンスや修理費についてもよく検討しなければなりませんね
まとめ
我が家で採用した物干しを紹介してきました
いかがだったでしょうか
もしお気に入りの商品があれば、使ってみてください
洗濯物は、8Kgほどの重量がありますので、設置に関しては、その補強について工務店さんへ早めに相談することをオススメします
なお、我が家はコマツ住研さんから、物干しは支給してもらった方が安い、と言われたため、すべて自分で購入し支給しました
工務店さんによって対応が異なるかもしれませんので、あなたの工務店さんへ相談してください
今回はここまでとします
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました