家の仕様

外構工事の悩み

ねこちゃん
ねこちゃん
外構工事はどうしたの?
いぬくん
いぬくん
業者へはお願いせずに、ほとんど自分でやりました!

外構工事はあまり深く考えていなかったのですが、外構で悩んだのは、道路沿いにある生垣をそのまま使用するか、思い切ってアルミフェンスへ変えるか、玄関アプローチや家の外周をどうするか等です
今回は、これらの悩みをどう解決したかを解説します

生垣をどうしよう!?

我が家は、北側が道路に面しており、マサキの生垣が15mほどあります
新築に合わせ、この生垣をアルミフェンスへ変えようか悩みました

– 生垣のメリット –

・圧迫感がなく自然な目隠しができる
・風通しが良い
・一年中緑があり、気持ちが良い
・コストがかからない

– 生垣のデメリット –

・毎年の剪定に手間がかかる
・毎年の消毒が大変

生垣をアルミフェンスへ変えることにより、この生垣のデメリットは解消されるのですが、メリットが逆転することになります

アルミフェンスの見積もりも取ったのですが、70万円ほどかかり、かつ生垣を切った場合、その根をどうするか課題が持ち上がりました
生垣の根は完全に伐根したいのですが、下地が石垣のため、石垣が崩れる可能性があると指摘されました
もし、石垣の修繕をすることになると、さらに何十万円も費用が上乗せになります

最終的には、費用を出せないことと、家の周りに緑を残したいことから、生垣を残すことにしました

「毎年の剪定に手間がかかる」という点については、木の高さを180cmから100cmほどに切り詰め、枝もかなり落とし、手間がかからないようにしました

「消毒」についても、葉が減ったことで従来よりも楽になりました

以上の生垣の手入れはすべて自分でやったため、お金の持ち出しはありませんでした

木が低くなり、葉の密度が減ったことから、見た目が少し悪くなってしまったのですが、3年もたてば整うでしょう、と割りきっています

とりあえず、生垣はこれで様子を見ることにしました

犬走り

前の家は、幅60cmほどの「犬走り」が家の西側から南側にかけてありました

そう、犬が走るような細いコンクリートの道を作ってあったのです
「犬走り」があると、次のメリットがあります

  1. 草が生えない(草取りの手間がなくなる)
  2. 雪かきが楽になる
  3. 雨の時走りやすい

新築の家も同じような「犬走り」をつけようと思っていたのですが、デメリットにも気が付きました

  1. 夏の照り返しで家が暑くなる
  2. コンクリートは、いずれ割れ、見た目が悪くなる

かなり悩みましたが、最終的にはメリットよりもデメリットの方が大きいと考え「犬走り」は作らないことにしました

しかし、玄関ポーチとのアクセスにコンクリートで「スロープ」を設けることにしました

スロープ「スロープ」を設けることで、そこに草は生えない、車椅子でも上がれるようになる、とメリットを生かせることができました

また、設置した「スロープ」は庭木の下なので夏の照り返しを気にしなくてよい位置にあり、夏の照り返しのデメリットもなくなりました

「ナイス アイディア!」と自賛しております

写真の「スロープ」の右側にある白い玉砂利の列は、玄関ポーチ上の屋根の雨落ち用です
詳細はこちらの記事をご覧ください

雨樋
玄関先に雨樋をつけないという選択雨樋は絶対必要でしょうか?みなさんはどう思いますか? 私は、玄関ポーチの屋根には雨樋をつけないという選択をしました。その方が家のデザインがすっきりするからです。雨樋をつけないとデメリットが生じますが、その対策を解説しましたので、ぜひ読んでください。みなさんもすっきりしたデザインの理想の家を作りましょう!...

玄関アプローチ

玄関のアプローチには、石を並べてほしいと奥様からリクエストがあったのですが、外構工事へ回す予算がありません

アプローチそこで、DIYすることにしました

御影石の平板をホームセンターで購入し、それをきれいに並べました

平板のすき間には植物を植え、緑のある玄関アプローチにしました

現在は、その緑も寒さから茶色になっていますが、春になれば復活すると思います

平板の水平だしに、かなり時間がかかり、丸1日がかりの工事になりました
御影石の平板はとても重く、たいへん疲れましたが、業者さんへお願いするよりは安く上がったと思います

また、玄関ポーチ右側に伸びるスロープ脇には外水道を設け、その水受けとして、昔の家に置いてあった石臼を設置しました

石臼この石臼がとてつもなく重かったのですが、力業で動かし設置しました

苦労のかいがあって、なかなか良いレイアウトになったと、これまた自賛しています

この外水道は、庭の植物の水やりと、自動車や農機具の水洗に使います

野菜や果物の水洗いには、家の裏側にもう1か所設けた外水道を使うようにしました

外水道について、蛇口の高さについて奥様と意見の食い違いがあり、少々もめました
蛇口の高さが高いと家の外観を損なう、という意見があったのですが、それよりも作業性を考えた場合を優先し、写真のような蛇口高さ(地上約110cm)に落ち着きました

外水道も家の一部ですので、前もってデザインをどうするか決めておいた方がいいですね!

最後に

外構工事は、工務店さんによって考え方の違いがあると思います

たとえば、私が施工をお願いしたコマツ住研さんは、外構工事にあまり積極的ではありませんでした
もちろん、相談すると業者を紹介してくれたり、見積もりを取ってくれたのですが、家づくりと外構工事は別と考えているようです

YouTubeで「家づくりの知識」を発信しているオーガニックスタジオ新潟の相模社長は、外構も含めて家づくりだと言っていますが、工務店さんによって考え方は様々です
なお、YouTubeに関する記事は、こちらをご確認ください

勉強方法-YouTube編-
家づくりのための勉強法(YouTube編)家づくりをするためには、家づくりの勉強が欠かせません。YouTubeを見ながらの効率的な勉強方法とオススメのチャンネルを紹介します。また、用語の解説も行います。...

どちらが正解かということはない、思いますが、もし外構工事も考えていらっしゃる方は設計時に工務店さんとよく話しをしてください
どこの工務店さんも工事は請け負うとは思いますが、お値段的にどうなのか、よく突っ込んで話し合いをした方が良いと思います

今回は、ここまでとします

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました

では、また!

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