新築とリフォーム、どっち？

持ち家を所有しており、その持ち家に不満が増えてきた時に、リフォームしようか、思い切って新築にしようか、悩む方が多いと思います
私もその一人でしたが、次の方法で考えをまとめ、新築を選択しました
その考え方を解説しますので、参考にしてください

リフォームには２種類存在する

リフォームと言っても、大きく分けて２つの考え方があります

リフォームには見た目をきれいにする目的のものと、基礎や主要な柱だけ再利用し、他は新しく作り変えるリノベーションがあります
ここでは、簡易的に前者をリフォーム、後者をリノベーションと呼びます
内装とキッチンやお風呂の変更レベルをリフォーム、壁を落とし主要な柱と基礎以外は作り変えるのをリノベーションと考えてください

リフォームのメリットとデメリット

リノベーションのメリットとデメリット

新築のメリットとデメリット

メリットとデメリットの検証

各ケースのメリットとデメリットを検証します
リフォームか新築かを悩む場合、細かく言えばリノベーションにするか、新築にするか、の悩みでしょう
したがいまして、リノベーションと新築の比較をすることとします

家の性能について

あなたは、なぜリノベーションをしようと思ったのでしょうか？
おそらく、「暑い」「寒い」「耐震性が弱い」等という家の性能に不満があるためと推察します
家の性能を向上させようと考えた時に、新築よりも費用が安いリノベーションを採用しよう、と思ったに違いありません
では、リノベーションで家の性能はどれくらい向上するのでしょうか？

断熱性

「暑い」「寒い」を解消するには、断熱性を上げる必要があります
断熱材の追加、サッシの変更等により性能の向上が期待できます
リノベーション会社ではサッシにアルミ樹脂複合サッシを使うメーカーが多いと感じています
トリプル樹脂サッシへの変更をおススメします（費用は上がります）

新築の場合、希望の断熱性を達成できます（達成するようにします）

耐震性

多くの方が耐震等級3を希望すると思います
リノベーションの場合、耐震等級3を達成するには、家の程度にもよりますが、かなりの費用がかかると聞きました
リノベーション業者へ耐震等級とその費用をよく確認しましょう

新築の場合、耐震等級3を条件にすれば、達成できます

気密性

私が見積もりをお願いしたリノベーション会社は「気密性」の重要性を認識していませんでした
つまり、気密性の向上は期待できなかった、というわけです
すべての会社がそうであるとは言い切れませんが、依頼先とよく議論した方が賢明です

気密性は、新築の場合でも達成するハードルは高いです
しかし、工務店選びを間違わなければ、確実に達成できます

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費用の検証

我が家の周りのリノベーションを行った家の費用を調べてみますと、2,000～3,000万円が相場でした
どこまでの家の性能向上を狙うかや家の大きさで、費用は大きく変動すると思いますが、性能を満足させるためには、2,000万円以上は覚悟した方が良さそうです
そうなると、新築との比較で10%～20%ほどのコストダウンにしかなりません

リノベーションは、思ったよりも費用がかかるのです

新築で気になるのは、固定資産税です
固定資産税については、こちらの記事をご確認ください

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新築とリノベーション、どちらが良いのか

リノベーションをおススメするのは、次の場合です

これら以外の方には新築をおススメします

私は、次のように考え、新築をしました
参考にしてください

まとめ

私は、以上の通り新築推進派です
ある時期までは、リノベーションも良いと思っていたのですが、費用が予想以上にかかることから、新築に傾きました

そうは言っても、新築にはお金がかかります
新築かリノベーションか大いに悩んでください

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました